入局案内

入局希望の方へ

私たち放射線科医は、放射線などを利用した、画像診断、放射線診断技術の治療的応用、放射線治療を行い、医学への貢献を行っています。 

現在、放射線科専門医制度は、放射線治療を含めた放射線科全般に及ぶ知識と経験を一定レベル以上に有する「放射線科専門医」の資格を取得した後、診断領域に関してさらに高水準の専門的知識を有する「放射線診断専門医」の資格を取得するという、二段階の構成となっています。または「放射線治療専門医」の資格を取得するという、二段階の構成となっています。「放射線科診断専門医」の資格を持った医師が画像診断レポートを作成すると、画像診断管理加算という放射線診断医の技術料を病院が算定できるようになります。「放射線治療専門医」の資格を持った医師が放射線治療を専ら担当する常勤の医師及び放射線治療を専ら担当する常勤の診療放射線技師がそれぞれ1名以上配置されていると、外来放射線治療加算等を病院が算定できるようになります。このために、近年、放射線専門医資格が非常に重要視されています。

プログラムの概要としては、2年間の前期臨床研修終了後、総合的な放射線診断学・核医学の研修を行うことを原則としています。研修内容としては、CT・MRI・PET等の基本的な画像所見の読影、IVRの基礎的手技の習得等を行うほか、専門医試験の受験資格に必要な放射線治療の研修をつむことができます。

その後は、卒業後6年目には放射線科専門医試験、卒業後8年目には放射線診断専門医試験もしくは放射線治療専門医試験の受験をしていただくようになります。

取得できる資格など

対象:初期臨床研修を終了した臨床経験2年以上の医師

  • 放射線科専門医
  • 放射線科診断専門医
  • 放射線治療専門医
  • 日本核医学会核医学専門医
  • 日本IVR学会専門医

など

大学院制度

専門医制度と並行して、大学院に入学し学位を取得することも可能です。当科では社会人大学院に入学して履修する方々がほとんどです。日常診療業務をしながら、大学院の研究にも従事するのでかなりタイトなスケジュールになります。個々の状況に応じて専門医研修をアレンジして行っています。

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